【経験談】子どもに気持ちを伝える間違った方法3選
こんにちは、タイヨウ先生です。
今回は子どもに気持ちが伝わる方法について書いていきたいと思います。
子どもたちに気持ちを伝える時に、なかなか自分の気持ちや言いたいことが伝わらなかったりすることはありませんか?
私も保育士として働きはじめた時に、必死にお友達の気持ちを伝えたり、保育士自身の気持ちを伝えようとするのですが、上手く伝わっていないことがよくありました。
なぜ伝わらないのかそこにはいくつかの問題点がありました。私が経験した中から知ることができた間違いを解説していき、気持ちの伝え方についても私なりに考えた方法を皆さんに知って頂きたいと思います。あくまで私が考えた方法なので、医学的根拠などは一切ございませんのでご了承ください。
間違った伝え方その1「頭ごなしに言葉で伝える」
この伝え方をしていた当時は、私は4歳〜のいわゆる以上児クラスを担任していました。その時、私自身子どもの言葉の発達をしっかりと理解できていなかったと思います。
なぜかといいますと、大人はついつい普段使っている言葉を多様して子どもに話をしていますが、子ども達にとっては理解できない言葉が実は数多く存在します。いつも会話が成り立ってしまう年齢の子ども達に、大人が普段使っている言葉をついそのまま使ってしまっていたんですね。
話を聞いている子どもは「はい」と言ったり、頷いたりと応答をしてくれていたので理解してくれた。と思っていたのですが、しばらく様子を見ていると「あれ、伝わっていないな」と思うことがよくありました。
そこで私が考えた伝え方が、話の中でもいいのでわかりにくい言葉を噛み砕いて伝えることです。
これは普段から子ども達と話す時に意識して行っていく必要があります。気持ちを伝える時だけに噛み砕いて話をしてしまうと、一体何が言いたいのか子どもは余計に混乱してしまいます。普段話しをしている時から言葉一つ一つを丁寧に伝えていくように意識すると良いでしょう。
間違った伝え方その2 「話を聞く環境を作ることができていない。」
皆さんは子どもに話をする時にどこで話をしていますか?話している場所が落ち着くことができない環境にあると子どもは注意が散漫になり、話を聞く態勢を作ることができなくなってしまいます。
ご家庭の場合、テレビがついたままだったり、話をしている人の後ろにいつも遊んでいる玩具が見えてしまっていたりなど、子どもは様々な場所から刺激を受けてしまいます。そのような環境で、目に見えない気持ちの話をされても余計にまったく理解できません。
話をする時は周りの環境にも注意をし、後ろになにもなくできるだけ周りの影響を受けない部屋に移動して話をしたり、落ち着いた空間で話をすると、聞き入れやすくなると思います。
間違った伝え方その3「子どもの気持ちを受け止めずに自分の言いたいことを言いっぱなしにする」
子どもはどの年齢であっても自分の意思をしっかりと持っています。なのに大人が自分の伝えたい気持ちだけをどんどんと言い、子どもの気持ちを受け止めずに話をしてしまう様子を何度か見たことがあります。
大人からすると「また言い訳をして。。。」と、思ってしまいますが、子どもからしたら言い訳でもなんでもなく、それが本心で伝えたいことなんです。確かに小学生にもなってくると、相手の気持ちを察する力も育ってくるので言い訳を言えるようになりますが、保育園に通っている間までは言い訳として受け取るのではなく、子どもの意思として受け止めてほしく思います。
その上で、気持ちを伝えると受け入れることができ、相手の気持ちを考える余裕ができます。まずは、子どもの気持ちを受け止めてから、穏やかに話すことを心がけましょう。
いかがだったでしょうか。同じ間違いはありましたか。もしあれば私の気づきを参考にして頂き、お子さんまたは保育園の子ども達と気持ちを伝え会える関係を作る手助けになれればと思います。ご覧頂きありがとうございました。