現役保育士りょうちゃん先生の子育てブログ

現役保育士として得た知識を、皆様と共有し子育ての悩みや保育の悩みを解決したい。一緒に楽しんで子ども達と明るい毎日を過ごしましょう(*^_^*)

子どもとメディアの上手な付き合い方

こんにちは、タイヨウ先生です。

 

今回のテーマはメディアと子どもの付き合い方です。

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ここでいうメディアというのは、スマホやテレビ、ゲームなど画面を通して得られる情報機器のことを指します。

 

スマホの普及により手軽に動画やゲームができるようになりました。

大人にとってもスマホは生活の一部になり使うことが当たり前になった中で、子どもがスマホを見ることも当然当たり前になっていますよね。

 

いきなりですが、お子さんの生活がメディア漬けにはなっていませんか?

 

極端なメディア端末の使用はお子さんの育ちを阻害してしまう恐れがあります。

ではどのような、影響がでるのかは以下の通りです。

 

・視力の発達に影響がでます。

 

・体力、運動能力が低下し、運動不足による肥満などの生活習慣病になる恐れがあります。

 

・コミュニケーション力がつきにくくなります。

 

大まかにあげると以上のような影響がでる恐れがあります。ただし、視聴時間や個人差もありますので必ずしもこのような影響がでるとは限りません。

 

しかし、どれをとっても大切なお子さんにそのような影響を与えることは誰も望みはしませんよね。

 

親も子どももメディア機器の接触時間のコントロールが大事です。親子の会話や体験を共有する時間が奪われてしまわないように使い方に工夫をしていきましょう。

 

まずは簡単なセルフチェックをしてお子さんがメディア漬けになっていないか確認してみましょう。

 

セルフチェック

授乳中や食事中にテレビやスマホを見せていない

 

全てのメディアに接触する時間が一日2時間を超えてしまっていない

 

子どもの部屋にテレビやスマホが置いてありいつでも簡単に使える状態にしていない

 

保護者も含めメディアを使う上のでルールを作っている

 

この4つがしっかりとできている方はメディアの影響はほとんど受けてはいないと思います♫

複数ついた方はもう一度メディアとの付き合い方を見直すいい機会かもしれません。

 

 

タイヨウ先生のキラキラポイント!

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赤ちゃんが「泣く」ことや、「ぐずる」ことには意味があります!

言葉で言い表すことのできない赤ちゃんは、泣くことで「おなかがすいた」、「おむつをかえて」などの生理的欲求を、「遊んでほしい」「抱っこしてほしい」などの情緒的欲求を伝えてきます。

そこで泣き止まないからとスマホであやすのではなく、優しく「どうしたのかな?」と声をかけることを繰り返すことで、親子の絆、信頼関係を深めていくことができます。

 

赤ちゃんとのコミュニケーションは視線を合わせることからはじめよう!

生まれたばかりの赤ちゃんでも明るい場所と、暗い場所の区別がつき、明るい方を見ようとします。中でも、特に30センチくらい離れた人の顔に注目することがわかっていますので、授乳中のお母さんと赤ちゃんの顔の距離とだいたい一致しますので、しっかりと目を見て話しかけながら授乳してあげましょう(^^)

 

親子が同じ物に向き合って過ごす機会を増やそう!

その一つが絵本です。絵本の読み聞かせは、言葉の獲得を促す効果もありますし、想像力を刺激し、知的好奇心も膨らませることができます。親子が共に育つ大切な時間を絵本を通して育みませんか♫

 

散歩や外で遊ぶことで運動能力や五感を育てよう!

子どもの体力や運動能力は自ら体を動かすことで育ちます。体を動かす際にも大人のように一人でトレーニングするのとは違い、友達やお父さん、お母さんと一緒に自由に遊ぶ中で、言葉のやり取りや、社会性も遊びの中で育っていきます。

いろいろなことを体験することで、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れるといって五感がバランス良く育ちます。

 

親子でメディアを見る時のルールを作ろう!

子どもは大人の姿をよく見ています。子どもだけにルールを押し付けて、大人は自由にというのは子どもからしても、納得のいかないことです。子どもの姿を変えたいのなら、まずは自分自身の姿を見せることで少しずつ変えていきましょう♫

まずは簡単に「視聴をする時は時間を決めて一緒に始めて、一緒に終わる」から初めてみてもいいかもしれません(^^)

 

 

以上のようなポイントを考えて、お子さんのメディアとの付き合い方をコントロールして頂くといいと思います。

 

子どもにスマホを見せるのはよくない!と言われることも多いですが、全面的になくしたり拒否する必要まではないと思います。

 

何かしらの理由で手が離せない時、子どもが強い興味や、関心を抱いている時など限定的な使い方をする分には問題はないのではないでしょうか。

 

これからの時代スマホなどの手軽な機器はコミュニケーションツールとしても大事になってくるので、用法・容量を伝えつつ上手く生活の中に取り入れていきましょう♫

 

最後にタイヨウ先生からのお願いです!

 

スマホに子守りをさせないでください。

 

子どもの言葉やしぐさなど、その一つ一つは今しか見ることのできないかけがえのない姿です。小さな手を一生懸命動かして、屈託のない笑顔を向けて、言葉にできない柔らかい愛らしい声で呼ぶ姿は子どもでいる今この瞬間にしかないことです。

 

子育てを楽しみましょう(^^)ご覧頂きありがとうございました。