現役保育士りょうちゃん先生の子育てブログ

現役保育士として得た知識を、皆様と共有し子育ての悩みや保育の悩みを解決したい。一緒に楽しんで子ども達と明るい毎日を過ごしましょう(*^_^*)

【必見】イヤイヤ期を乗り切るためのマインド

こんにちは、タイヨウ先生です。

 

今回はイヤイヤ期を乗り越えるマインドについて話をしたいと思います。

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現在私の娘もいわゆるイヤイヤ期の真っ只中にいます。朝から起きるのが嫌、あの服を着るのが嫌、、ご飯食べるのが嫌、など毎日イヤイヤを聞かされております。

 

さっそくですが、大人はどうゆうマインドでイヤイヤ期を受け入れたらいいのか、

 

結論、この時期はこういうものだと受け入れましょう。

 

 

ここがまず大事です。突如として始まるイヤイヤ期に大人の方がなんでこないだまでは素直に言うこと聞いてくれてたのに急にイヤイヤ言い出したんだろうなんて思ったりもしますよね。

 

 

では、なぜイヤイヤ期があるのかと言うと、2〜3歳の時期と言うのは言葉の理解ができて来ることで、これまで以上に相手の気持ちや自分の気持ちを伝えることができるようになります。

 

 

自分の意思を主張できるようになったことで、相手の反応を見て楽しむことをおぼえたり、こんな言葉を使ったらお父さん、お母さんはこんな反応をしたとか、子どもながらに実験を繰り返してコミュニケーションの練習をしているんですね。

 

 

ある意味大人を試しているような側面もあるわけです。

こう考えると、「なるほど!好奇心から来る実験しているんだな」と冷静に見ることができませんか?

 

 どうしても大人も「あなたのために言っているのに」と思って熱が入ってしまいがちですが、このことを頭に入れておくと一歩引いてお子さんの様子を見ることができると思います。

 

 

私は今現在23人の2歳児を担当していますので一人ひとり違ったイヤイヤ期の子ども達の姿を見ています。

 

 

私が保育士としてこれまで見てきた子ども達には大きく分けて2種類のイヤイヤパターンが存在するなと思いました。

 

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そのパターンというのがこちら。

 

 

自分でやりたいという気持ちが先行して出てくるイヤイヤ期

 

甘えから来る「ママ、パパしてよう」が先行して出てくるイヤイヤ期

 

 

この2パターンに分けることができると思います。どちらも子どもの性格がよく現れたりしています。

 

では具体的にこの2パターンについて説明するためにブロックを重ねて遊んでいるところを思い浮かべてみてください。

 

自分でやりたいという気持ちが先行して出てくるイヤイヤ期の子ども

このパターンの子たちは、自分でやりたいという自己主張が強く自立へと早く向かっている傾向にあります。自分の思い通りにいかなかった時に怒ることが多く、また投げ出さない傾向があります。

 

なので、自分の理想のブロックの形がありそこに向かって積み上げていく中で自分の理想の通りにいかないからイライラしたりします。

 

自分でやりたいという気持ちがあるので勝手に手伝おうとすると余計にイヤイヤが強くなり、「せっかく手伝ってあげているのに」と大人もイラッとしてしまうことがあります。

ちなみに私の娘はこちらのパターンです。

 

 

甘えから来る「ママ、パパしてよう」が先行して出てくるイヤイヤ期子ども

このパターンの子は、イメージがあっても自分から作ろうとはしないことが多いです。最初から作ってもらおうとしますので、パパママが遊びから離れてしまうと泣いてイヤイヤと言って作ってもらおうとします。

 

こちらのパターンの方がわかりにくく、いわゆるなぜ泣いているのかわからないと言った状態に大人がなってしまったりします。

 

いずれパターンにも私がよく保育園でも娘にも使っているパターンがあるのですが、それは次回またお話しようと思います。

 

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最後にもう一度まとめですが、2〜3歳のイヤイヤ期を迎えた子ども達は今心の成長のため、自立のために自己主張を繰り返し相手の反応を見たり、自分の意思の伝え方を実験し学んでる最中です。

 

この時期のお子さんは荒れているでしょうが、

 

「そうか!今実験をくり返して学んでいるんだな」

 

と一歩引いた気持ちで見てあげて、この時期はこういうものだと理解した上で関わってあげましょう。

時には仏になり嵐が過ぎるのを待つのも一つです。

 

以上が指しゃぶりの解決策でした。この内容は私が投稿している音声メディアサービスのstand.fmの方でも話していますので、よければ聞いてみてください。

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ご覧頂きありがとうございました。少しでも皆さんのお役に立つことができたら幸いです。