現役保育士りょうちゃん先生の子育てブログ

現役保育士として得た知識を、皆様と共有し子育ての悩みや保育の悩みを解決したい。一緒に楽しんで子ども達と明るい毎日を過ごしましょう(*^_^*)

【振り返り】現役保育士が子どもと話す時に気をつけていること5選

こんにちは、タイヨウ先生です。

 

今回は、子どもと話す時に私が気をつけていることについてです。

 

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皆さんは子ども達と話す時にどのように話をしているでしょうか?

子ども達の目を見ていますか?、しっかりと頷いて聞いてあげていますか?

 

子どもは自分の話を聞いて欲しくてうずうずしているのです!

特に聞いて欲しいのはお母さん、お父さんです!

 

今回の記事を通して、お子さんとの会話を思い出しながら振り返るような形で見ていただくことができたらと思います。

 

タイヨウ先生の子ども達と話す時に気をつけているポイント5選

 

目線を合わせて、目を見て話す。

 

子どもの言葉に耳を傾け、話を遮ることなく最後まで聞く。

 

気持ちを認める。

 

自分の言葉の使い方に注意する。

 

言葉の意味をわかりやすく伝える。

 

です。一つずつどういうことか解説していきたいと思います。

 

 

目線を合わせて、目を見て話す。

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どのような話し方なのかは言葉の通りご理解いただけると思いますが、意外とできていないことがあると思います。

 

毎回話しをするたびに、子どもの目線に合わせるのは大変だと思うのですが、なにかお子さんが必死に伝えようとしていることがある場合や、なにかこちらから伝えたいことがある時には必ず目線を合わせて伝える方がいいです。

 

目線を合わせる理由は、子どもからするとずっと上を見て話すことは負担になります。大人でもずっと顔を上に向けて見るのは辛いですよね?

 

子ども達の負担を減らす意味もあり、また話を聞く集中力を高めることもできます。

しっかりと自分のことを見てくれている。話を聞いてくれているという姿勢を伝える役割もあるのです。

 

 

子どもの言葉に耳を傾け、話を遮ることなく最後まで聞く。

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これも意外とできていないことが多いと思います。話を聞きたくてもなにかやることがあって話を聞くことができない時、忙しい毎日を送っている上で仕方のないことです。

 

できればどのような話も聞いてあげてほしいというのが本音ではありますが、私も娘の話全てに耳を傾け聞くということはできていません。

 

ここで私が気をつけていることは、聞く意識を持つということです。

少し意識を持つだけでも子どもの話が耳に残っていて、後から話をもう一度聞いてあげることもできます。

 

そして、話を聞く時にはできるだけ最後まで遮らずに聞いてあげましょう

 

話の先が予想できたとしても、子ども達は自分で考えて伝えたいことがあります。

 

そこで遮ってしまうと、子どもの考えて発言する機会を奪ってしまうことにもなりますし、言いたいことを最後まで言えたという達成感を奪ってしまうという形になってしまうからです。

 

聞くときは、頷いたり、「そうなんだね」など共感して聞いてあげる姿勢を持つといいと思います

 

 

気持ちを認める。

 

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これはそのままの意味ですね。お子さんが何か伝えたいことがある時に、まずは気持ちを認めてあげましょう。

 

それを伝えたかったんだね」、「いいことをしたね」など、まずは気持ちを認めてあげることで、子ども達も安心して自分の話をすることができます。

 

気持ちを認めることは子ども達の自己肯定感を育むことにも繋がります

自信に繋がり意欲的に挑戦していく力にもなるので、認めてあげられる出来事が合った時にはたくさん褒めてあげてくださいね。

 

 

自分の言葉の使い方に注意する。

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言葉の使い方は、本当に気をつけてください。お子さんの言葉の基本型は親になります。

皆さんもきっと経験したことがあると思いますが、お子さんがまったくそのまま自分が使っている言葉を真似していることがありますよね?

 

保育園でもよくその言葉どこで覚えてきたの?なんてことがあります。最近だとテレビやスマホで見た動画影響を受けていることもありますが、基本は親の言葉になると思います。

 

普段話している言葉の使い方には少し気配ることをオススメします。私は保育士として働いているので、職員同士の会話を含めて子ども達のいる前では必ず気をつけて話すようにしています。

 

 

言葉の意味をわかりやすく伝える。

 

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以前書いた記事でも少しだけ触れたことですが、年齢が高くなっていくにつれて、子どもはどんどん言葉を習得していき、だんだん言葉での指示が通るようになっていきます。

 

「そんなの当たり前」と思われたかもしれませんが、なんとなくこういうことだろうと思って動いている子どもはたくさんいます。

 

特に目に見えない気持ちを表現している言葉に関しては本当になんとなくで理解していることが多いです。

 

そこで私が気をつけてることは、言葉の意味を理解できたかをその都度確認し、単語ベースで言葉の意味を伝えるということです。

 

例えば、子ども達と遊ぶ時に「自由に体で表現してみよう!」と言った時に、「表現」という言葉の意味を噛み砕いてもう一度伝えたりします。

 

「表現っていうのはね、こんな風に体を動かしてみたり、自分の好きなように友達や先生に見せることだよ」と言った風に、わかりやすい言葉で意味を伝えてあげます。

 

言葉の意味をその都度伝えていくだけで、その後の言葉の理解力もぐんと深まりますし、伝わらなくてイライラするといったこともなくなってくると思います。

 

お子さんと話をする時には、自分の使っている言葉を見直し、難しいと感じた言葉は噛み砕いて意味を説明していくことで、理解力も深まっていきます。

 

以上が私が子ども達と話す時に気をつけていることになります。お子さんとの会話の参考になれれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。