現役保育士りょうちゃん先生の子育てブログ

現役保育士として得た知識を、皆様と共有し子育ての悩みや保育の悩みを解決したい。一緒に楽しんで子ども達と明るい毎日を過ごしましょう(*^_^*)

【基本】子どもの排泄について 1歳3ヶ月〜2歳編

こんにちは、タイヨウ先生です。

 

今回は前回の続きで、1歳3ヶ月〜2歳未満の排泄について書いていきたいと思います。

 

前回の記事はこちらになりますの合わせてお読みください♪

 

kosodatelifestyle.hatenablog.com

 

 

1歳3ヶ月〜2歳未満

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基本

この頃になると膀胱にためることができる量も増えてきて、前よりも感覚的にたまった感じがわかるようになってきます。

 

一定の量が膀胱にたまると、もじもじとした仕草などそれぞれにサインを送ってくれるようになります。

 

また言葉の理解も進んできますので言葉を通して排尿の仕方や感覚を言葉で表現したりなど、補助の幅も広がります。

 

トイレが何をする場所なのかもわかってくるので、されに理解が深まるように少しずつ援助していきましょう。

 

子どもがトイレに自分から行こうとしている姿勢を見せた時はチャンスなので、積極的にその行為を肯定し、褒め、認めてあげるといいでしょう。

 

 

タイヨウ先生のキラキラポイント!

 

子どもなりのおしっこサインを見極めて、トイレに誘ってあげましょう。

 

排尿の感覚を把握し、着替えの後、食事の後、午睡の後などオムツが濡れていなかったりしたら、誘ってみるようにしましょう。何かの行動の後にトイレに行く習慣を決めてあげると、子どもの見通しもつきやすくなります。

 

無理強いは禁物です。トイレいやがらないことが大切になりますので、遊びに夢中になっている時などに誘わないようにタイミングを見図らないましょう。

 

トイレの環境が子どもにとって心地よい環境になるよう工夫しましょう。冬場だったら、便座を暖かくしてあげたり、夏場なら窓を開けてムシムシしないようにするなど。

 

こまめに誘い過ぎると、「誘わられたときに排尿する」という習慣が身につきやすくなるので、本人の感覚を育てるためにも、膀胱にぎりぎりまでたまっている感じを経験させることも重要です。

 

言葉が出始めると、「ちっこ(おしっこ)」など知らせてくれるときが増えてきます。上手くトイレでできた時などに、「おしっこ上手にできたね!また教えてね!」と声をかけることで、できたことを認めて気持ちを受け止めてあげましょう。

 

 

パンツへの移行のタイミング

一回の排尿の量が増えてきて、おしっこの間隔もあいてきた上で、トイレで排尿をする経験は増えてきたら、パンツへ挑戦してみてもいい頃です。

 

いきなり一日パンツで過ごすのは難しいと思いますので、午前中だけにして様子を見たりしながら、少しずつパンツで過ごす時間を長くしてくといいでしょう。

 

パンツを履くのを嫌がる時には、子どもが好きなキャラクターのパンツなど一緒に買いに行くことで、パンツへの意識を替えてあげるなどを工夫をするいいです。

 

 

2歳頃

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基本

2歳から3歳になる頃に、自分でできることが増えてきます。しかし、遊びに夢中でおしっこを漏らしてしまったり、体調が悪い時などはオムツに戻してあげたりなど、不安定ではあります。

 

精神面でも自己主張が強くなり、自分の意思もはっきりと持つことができるようになってくる時期でもありますので、トイレを無理強いさせるようなことはしないようにしましょう。

 

脳や体も発達してきて、尿や便がたまったことが感じ取れるようになります。

日中の排泄の自立が進みますが、睡眠中の排泄のメカニズムは違いますので、日中漏らさなくなったからといって、睡眠中に漏らさなくなるとはかぎりません。

 

お子さんのこれまでの進み方をよく見たうえで、対応を工夫していきましょう

 

タイヨウ先生のキラキラポイント!

 

この時期は、「イヤイヤ期」と呼ばれる時期に入ります。「自分の意思で決める」という思いが強くなりますので、無理にトイレに誘ったりすると逆効果になるので注意しましょう!どうしても行きたくない時は、オムツに変えて様子を見るのもアリです。

 

不安的な時期でもありますので、見守ることが大切です。今までそばにいなくてもスムーズにトイレに行くことができていた子が急に行かなくなることもあります。その時は、以前のようにそばで優しく見守ってあげながら、「でたかな?」と声をかけてあげましょう。

 

3歳に近くになってくると、スムーズに進まないことも多くなりますが、その時は「この時期はこうゆうものだ!」と悟りに入りましょう(^^)

今までの姿に戻そうとしても難しいので、成長をの一貫として受け止め、過ぎ去るのを待ちましょう。超えたら驚くほど成長しますよ♪楽しみにしましょう♪

 

様子を見て次のステップに繋げてあげましょう。男の子なら体を振っておしっこを切ったり、女の子なら自分でティッシュで拭くように教えてあげます。

 

着脱から手洗いまで一定の流れを伝えていき、できたるようになったことをしっかりと言葉で伝えてあげながら褒めていきましょう♪

 

衣服は着脱しやすいように脱ぎ着のしやすい物を選んでください。洋服の丈が長すぎたり、ズボンの腰回りが固く、さげにくい物などは避けることをオススメします♪

衣服によっては手伝ってあげてください(^^)

 

以上が1歳3ヶ月〜2歳までの排泄についてでした。

 

この時期は「イヤイヤ期」に入るので、何にでも「いや!」と言ってしまうことが多くなります。上にも書きましたが、この時期はこういうものだと、一種の諦めも肝心です。

 

お子さんが無理なく進めることができるように、大変だとは思いますが暖かく見守りながら援助していきましょう♪

 

ご覧いただきありがとうございました。少しでも皆さんの子育てや保育のお役に立てればと思います。