【保育士必見】子ども達が話を最後まで聞いてくれる方法 3選
こんにちは、タイヨウ先生です。
今回は保育士さん向けにクラスの子ども達が話を聞く方法について書いていきたいと思います。
保育士として働いていて、クラスの子ども達が話を聞いてくれない、途中で子ども達の集中が切れてしまった、この後の活動に繋げていく導入だったのに・・・・
と、悔やむことがありますよね。私は保育士として働き出して2〜3年は悩んでいました。
そこで、私の経験から子ども達がこうしたら話を聞く環境ができた。
この話し方だったら話を最後まで聞いてくれた。
子ども達が話を聞く方法を3選をお伝えします。
1、話をする環境を作る。
2、子ども達の視線と意識を向ける技術を身につける。
3、ストーリーを元に話を展開していく。
この3つのことを実行することで子ども達は話を聞いてくれるようになります。
私はこの方法を毎日取り入れていて、全ての子ども達とは言いませんが、9割以上聞いてくれるようになりました。
では、一つずつ解説していきたいと思います。
【1、話をする環境を作る。】
話をする時の環境を作ることができていますか?私が示す環境というのは、保育室の中のどこで、どのような立ち位置で話をしているかということです。
例えば、話をしている場所ですが、後ろに物がたくさん置いてあったり、人が通る通路に面したりはしていないですか?
子ども達は常に好奇心を持っていて、動く物や、たくさんの色のついた物など様々な物から刺激を受けてしまいます。
もちろんは好奇心や興味・関心は、子ども達が育つ上でとても大切な感覚です。ですが、話を聞いて欲しい時にはその感覚が原因で集中できない時があります。
なのでタイヨウ先生のキラキラポイント!(突然はじまる!笑)
話をする時にはできるだけ後ろに物や掲示物がない所を選ぶ。
複数担任の場合、話をしている保育士の後ろや周りに行かない。
なにもない壁を背にして話すと効果的!。
このことを意識するだけでも、子ども達の集中は格段に上がると思います。実践されていない方は少ないと思いますが、見直されてみてください。
【2、子ども達の視線と意識を向ける技術を身につける。】
技術とは、具体的に言うと手遊びや、話し方の工夫です。
ただ淡々と話をしているだけでは、子ども達も聞いていて面白くありません。
そこで、タイヨウ先生のキラキラポイント!
手遊びは盛り上がる系ではなく、話を聞く態勢を作る手遊びにしましょう。
話をする時は、保育士自身が楽しそうに話をすることが大事。
言葉には抑揚をつけて、声の大きさを変えたり、登場人物がいる場合はその人物になりきって声を変えてみたりしよう。
身振り、手振りを交えながら視覚的にも飽きのこない伝え方をしてみよう。
以上の点を身につけることができるように普段の保育の中で、いろいろと試していってみるといいと思います。
子ども達の反応がよかった時や、今日は集中して話を聞いてくれた時を忘れずに次の保育に活かしていきましょう。
【3、ストーリーを元に話を展開していく。】
私は子ども達にする時にある程度のストーリーを考えて話をするようにしています。
大人同士で会話をする時には、物事を順序立てて話をしますよね。大人は難しい言葉を使っても理解できますが子ども達にそのまま話をしても伝わりずらいことが多いです。
そこで、タイヨウ先生のキラキラポイント!
伝えたいことをわかりやすいストーリーにして話をする。
例)制作の導入をする時。「昨日先生の友達のくまさんがね折り紙で遊んでいたの。でもなかなか上手に折ることができなくて困ってたんだよね」、「友達のくまさんを助けてあげたいんだけど、みんなどうしたらいいと思う?」という話から折り紙制作に繋げていく。
時には子ども達をストーリーの中に引き込み、なりきって遊ぶ。
例)「実は先生昨日魔法の練習をしてきて、変身魔法を覚えてきたんだよね!みんな何に変身したい?」、「じゃあ、〜変身!」などからごっこ遊びなどに展開していく。
といったように、話をすることで私の場合は子ども達の食いつきがよくいつも話を最後まで聞いてくれるようになります。
子ども達はいつも先生が話をしてくれる時に「今日はどんな話をしてくれるのかな」と、興味を抱いてくれるようになると、始めから話を聞く態勢にもなってくれるようになります。
習慣つけて行うことも大切になってきますので、何か話をする時には子ども達がわくわくドキドキするような話し方の工夫をしてみてはどうでしょうか\(^o^)/
今日もご覧いただきありがとうございました。少しでも皆さんの役に立てることができたら幸いです。