子どもとメディアの上手な付き合い方
こんにちは、タイヨウ先生です。
今回のテーマはメディアと子どもの付き合い方です。
ここでいうメディアというのは、スマホやテレビ、ゲームなど画面を通して得られる情報機器のことを指します。
スマホの普及により手軽に動画やゲームができるようになりました。
大人にとってもスマホは生活の一部になり使うことが当たり前になった中で、子どもがスマホを見ることも当然当たり前になっていますよね。
いきなりですが、お子さんの生活がメディア漬けにはなっていませんか?
極端なメディア端末の使用はお子さんの育ちを阻害してしまう恐れがあります。
ではどのような、影響がでるのかは以下の通りです。
・視力の発達に影響がでます。
・体力、運動能力が低下し、運動不足による肥満などの生活習慣病になる恐れがあります。
・コミュニケーション力がつきにくくなります。
大まかにあげると以上のような影響がでる恐れがあります。ただし、視聴時間や個人差もありますので必ずしもこのような影響がでるとは限りません。
しかし、どれをとっても大切なお子さんにそのような影響を与えることは誰も望みはしませんよね。
親も子どももメディア機器の接触時間のコントロールが大事です。親子の会話や体験を共有する時間が奪われてしまわないように使い方に工夫をしていきましょう。
まずは簡単なセルフチェックをしてお子さんがメディア漬けになっていないか確認してみましょう。
セルフチェック
✔授乳中や食事中にテレビやスマホを見せていない
✔全てのメディアに接触する時間が一日2時間を超えてしまっていない
✔子どもの部屋にテレビやスマホが置いてありいつでも簡単に使える状態にしていない
✔保護者も含めメディアを使う上のでルールを作っている
この4つがしっかりとできている方はメディアの影響はほとんど受けてはいないと思います♫
複数ついた方はもう一度メディアとの付き合い方を見直すいい機会かもしれません。
タイヨウ先生のキラキラポイント!
☀赤ちゃんが「泣く」ことや、「ぐずる」ことには意味があります!
言葉で言い表すことのできない赤ちゃんは、泣くことで「おなかがすいた」、「おむつをかえて」などの生理的欲求を、「遊んでほしい」「抱っこしてほしい」などの情緒的欲求を伝えてきます。
そこで泣き止まないからとスマホであやすのではなく、優しく「どうしたのかな?」と声をかけることを繰り返すことで、親子の絆、信頼関係を深めていくことができます。
☀赤ちゃんとのコミュニケーションは視線を合わせることからはじめよう!
生まれたばかりの赤ちゃんでも明るい場所と、暗い場所の区別がつき、明るい方を見ようとします。中でも、特に30センチくらい離れた人の顔に注目することがわかっていますので、授乳中のお母さんと赤ちゃんの顔の距離とだいたい一致しますので、しっかりと目を見て話しかけながら授乳してあげましょう(^^)
☀親子が同じ物に向き合って過ごす機会を増やそう!
その一つが絵本です。絵本の読み聞かせは、言葉の獲得を促す効果もありますし、想像力を刺激し、知的好奇心も膨らませることができます。親子が共に育つ大切な時間を絵本を通して育みませんか♫
☀散歩や外で遊ぶことで運動能力や五感を育てよう!
子どもの体力や運動能力は自ら体を動かすことで育ちます。体を動かす際にも大人のように一人でトレーニングするのとは違い、友達やお父さん、お母さんと一緒に自由に遊ぶ中で、言葉のやり取りや、社会性も遊びの中で育っていきます。
いろいろなことを体験することで、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れるといって五感がバランス良く育ちます。
☀親子でメディアを見る時のルールを作ろう!
子どもは大人の姿をよく見ています。子どもだけにルールを押し付けて、大人は自由にというのは子どもからしても、納得のいかないことです。子どもの姿を変えたいのなら、まずは自分自身の姿を見せることで少しずつ変えていきましょう♫
まずは簡単に「視聴をする時は時間を決めて一緒に始めて、一緒に終わる」から初めてみてもいいかもしれません(^^)
以上のようなポイントを考えて、お子さんのメディアとの付き合い方をコントロールして頂くといいと思います。
子どもにスマホを見せるのはよくない!と言われることも多いですが、全面的になくしたり拒否する必要まではないと思います。
何かしらの理由で手が離せない時、子どもが強い興味や、関心を抱いている時など限定的な使い方をする分には問題はないのではないでしょうか。
これからの時代スマホなどの手軽な機器はコミュニケーションツールとしても大事になってくるので、用法・容量を伝えつつ上手く生活の中に取り入れていきましょう♫
最後にタイヨウ先生からのお願いです!
スマホに子守りをさせないでください。
子どもの言葉やしぐさなど、その一つ一つは今しか見ることのできないかけがえのない姿です。小さな手を一生懸命動かして、屈託のない笑顔を向けて、言葉にできない柔らかい愛らしい声で呼ぶ姿は子どもでいる今この瞬間にしかないことです。
子育てを楽しみましょう(^^)ご覧頂きありがとうございました。
【基本】子どもの排泄について 3〜5歳編
こんにちは、タイヨウ先生です。
今回は子どもの排泄について3歳〜5歳編です。
前回の記事はこちらになります。合わせてご覧ください。
kosodatelifestyle.hatenablog.com
kosodatelifestyle.hatenablog.com
3歳頃
基本
膀胱も成長してくることで、おしっこの間隔が2〜3時間は空いてくるようになります。
ほとんどの子ども達が布パンツ(普通に使うパンツのこと)で過ごすことができるようになり、この頃になるとオムツを嫌がり、「パンツを履きたい」など主張する子もでてくるようになります。
失敗した時は、恥ずかしいという気持ちが芽生えてくるので、おしっこを漏らした時など気持ちの面でも配慮をしてあげることを忘れないようにしましょう。
トイレに行く時には、自分から尿意を知らせ、便器の前に行き、ズボンとパンツを下ろして排泄をすることができるようになります。
女の子だったら自分でトイレットペーパーをとって拭くこともできるようになり、男の子の場合は手でおちんちんを押さえるように声をかけるとよいでしょう。
その後手を洗うこともできるので、一連の動作を始めは保育者が見守り援助していくことで、次第に援助がなくとも一人で行えるようになっていきます。
タイヨウ先生のキラキラポイント!
☀ズボンやパンツを下ろす時には、しっかりと下まで降ろすことを伝えるようにしましょう。特に男の子の場合はしっかりと下ろしていないとおちんちんをしっかりと前に出すことができないこともあります。始めうちはお子さんの気持ちに合わせてズボンを全部脱いで行ってもいいと思います。
☀便器に座りやすいように、子ども用の便座を用意しているご家庭は自分でおしっこの用意をすることもできるようになってくると思うので、自分でできそうな時はさせてみてもいいでしょう。ちなみに、私の娘は自分で用意することができてます♪
☀トイレットペーパーを上手く切ることができなかったり、遊んでしまうような時は予め、保育者が適度な長さに切っておくなど拭きやすいように配慮するといいでしょう。
☀トイレットペーパーの適切な長さを教える時には、見本を置いておいたり、保育者がとっている所を見せたりしましょう。自分の利き手で紙を引き出し、もう片方の手でホルダーの手を押さえるなど、お子さんのとりやすさを意識しましょう。
4〜5歳頃
基本
この頃になると排泄の一連の流れが見守っていなくてもできるようになります。汚さないように使ったり、スリッパをしっかりと揃えたりすることもできるようになります。
トイレのマナーもほとんどできているように思えますが、時々手洗いなどを忘れてしまたりすることもあるので、しっかりと身につくことができるようにマナーの意味を伝えることを忘れないようにしましょう。
また、羞恥心の芽生えからおしっこを漏らしたことを隠してしまったりすることもあるので、できるだけ子ども気持ちを尊重し、気持ちに配慮することを忘れないように。
便が出た時に自分で拭くこともできるようになってきますが、まだまだ拭き残しもあるので、4歳頃までは保育者がチェックをするようにしましょう。
タイヨウ先生のキラキラポイント!
☀トイレのマナーを伝える際には、言葉でも十分に理解できとは思いますが、絵カードを使うことでさらにわかりやすくなります。イラスト+言葉でさらに理解でができるようになります。
☀今まではトイレットペーパーの長さの見本を置いたりもしていましたが、見本をなくすことで見本をなくすことで、「自分でできる」という自身をつけることができるように配慮しましょう。
☀お尻の拭き方やおちんちんを拭く時に、言葉の理解もある程度できるようになっているとおもうので、「お尻のバイキンがつかないように前から後ろに拭こうね」と理由をしっかりと説明して拭き方を教えましょう。
☀手洗いの大切さを伝える時も絵カードなどイラスト付きで教えてあげると理解も深まります。
☀最近は洋式のトイレがほとんどですが、まだまだ和式のトイレもある場所は多いので、和式のトイレの使い方を、お出かけ先などで和式のトイレを見つけた時には使い方を教えてあげるようにしましょう。
☀おねしょはこの時期でもまだしてしまうものなので、気長に関わっていくといいです。無理にお子さんにおねしょをしないように意識させてしまうことは避けましょう。また、オムツを履いて寝ることは逆効果なので、お布団を別にするなどの対策をすることをオススメします。
以上が子どもの排泄について2〜5歳編になります。
4〜5歳になってくると言葉の理解もほとんどできるようになり、会話も上手にできるようになってきて、できることが当たり前のように接してしまいますよね。
保育士でも年中、年長組さんだからとつい任せてしまったり、配慮が必要な所を見落としてしまいがちなことがあります。
特に5歳児は就学前だからこそ丁寧に関わっていかなければならないこともあるので、お子さんの様子をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。
ここに書いてあることは目安ですので、必ずしもここまでできていなけらばならないというわけではありません。簡単な目標だと思って、お子さんのペースに合わせて進めていくことが大切です。
ご覧いただきありがとうございました。少しでも皆さんの子育ての役に立つことができれば嬉しいです。
【基本】子どもの排泄について 1歳3ヶ月〜2歳編
こんにちは、タイヨウ先生です。
今回は前回の続きで、1歳3ヶ月〜2歳未満の排泄について書いていきたいと思います。
前回の記事はこちらになりますの合わせてお読みください♪
kosodatelifestyle.hatenablog.com
1歳3ヶ月〜2歳未満
基本
この頃になると膀胱にためることができる量も増えてきて、前よりも感覚的にたまった感じがわかるようになってきます。
一定の量が膀胱にたまると、もじもじとした仕草などそれぞれにサインを送ってくれるようになります。
また言葉の理解も進んできますので言葉を通して排尿の仕方や感覚を言葉で表現したりなど、補助の幅も広がります。
トイレが何をする場所なのかもわかってくるので、されに理解が深まるように少しずつ援助していきましょう。
子どもがトイレに自分から行こうとしている姿勢を見せた時はチャンスなので、積極的にその行為を肯定し、褒め、認めてあげるといいでしょう。
タイヨウ先生のキラキラポイント!
☀子どもなりのおしっこサインを見極めて、トイレに誘ってあげましょう。
☀排尿の感覚を把握し、着替えの後、食事の後、午睡の後などオムツが濡れていなかったりしたら、誘ってみるようにしましょう。何かの行動の後にトイレに行く習慣を決めてあげると、子どもの見通しもつきやすくなります。
☀無理強いは禁物です。トイレいやがらないことが大切になりますので、遊びに夢中になっている時などに誘わないようにタイミングを見図らないましょう。
☀トイレの環境が子どもにとって心地よい環境になるよう工夫しましょう。冬場だったら、便座を暖かくしてあげたり、夏場なら窓を開けてムシムシしないようにするなど。
☀こまめに誘い過ぎると、「誘わられたときに排尿する」という習慣が身につきやすくなるので、本人の感覚を育てるためにも、膀胱にぎりぎりまでたまっている感じを経験させることも重要です。
☀言葉が出始めると、「ちっこ(おしっこ)」など知らせてくれるときが増えてきます。上手くトイレでできた時などに、「おしっこ上手にできたね!また教えてね!」と声をかけることで、できたことを認めて気持ちを受け止めてあげましょう。
□パンツへの移行のタイミング
一回の排尿の量が増えてきて、おしっこの間隔もあいてきた上で、トイレで排尿をする経験は増えてきたら、パンツへ挑戦してみてもいい頃です。
いきなり一日パンツで過ごすのは難しいと思いますので、午前中だけにして様子を見たりしながら、少しずつパンツで過ごす時間を長くしてくといいでしょう。
パンツを履くのを嫌がる時には、子どもが好きなキャラクターのパンツなど一緒に買いに行くことで、パンツへの意識を替えてあげるなどを工夫をするいいです。
2歳頃
基本
2歳から3歳になる頃に、自分でできることが増えてきます。しかし、遊びに夢中でおしっこを漏らしてしまったり、体調が悪い時などはオムツに戻してあげたりなど、不安定ではあります。
精神面でも自己主張が強くなり、自分の意思もはっきりと持つことができるようになってくる時期でもありますので、トイレを無理強いさせるようなことはしないようにしましょう。
脳や体も発達してきて、尿や便がたまったことが感じ取れるようになります。
日中の排泄の自立が進みますが、睡眠中の排泄のメカニズムは違いますので、日中漏らさなくなったからといって、睡眠中に漏らさなくなるとはかぎりません。
お子さんのこれまでの進み方をよく見たうえで、対応を工夫していきましょう。
タイヨウ先生のキラキラポイント!
☀この時期は、「イヤイヤ期」と呼ばれる時期に入ります。「自分の意思で決める」という思いが強くなりますので、無理にトイレに誘ったりすると逆効果になるので注意しましょう!どうしても行きたくない時は、オムツに変えて様子を見るのもアリです。
☀不安的な時期でもありますので、見守ることが大切です。今までそばにいなくてもスムーズにトイレに行くことができていた子が急に行かなくなることもあります。その時は、以前のようにそばで優しく見守ってあげながら、「でたかな?」と声をかけてあげましょう。
☀3歳に近くになってくると、スムーズに進まないことも多くなりますが、その時は「この時期はこうゆうものだ!」と悟りに入りましょう(^^)
今までの姿に戻そうとしても難しいので、成長をの一貫として受け止め、過ぎ去るのを待ちましょう。超えたら驚くほど成長しますよ♪楽しみにしましょう♪
☀様子を見て次のステップに繋げてあげましょう。男の子なら体を振っておしっこを切ったり、女の子なら自分でティッシュで拭くように教えてあげます。
☀着脱から手洗いまで一定の流れを伝えていき、できたるようになったことをしっかりと言葉で伝えてあげながら褒めていきましょう♪
☀衣服は着脱しやすいように脱ぎ着のしやすい物を選んでください。洋服の丈が長すぎたり、ズボンの腰回りが固く、さげにくい物などは避けることをオススメします♪
衣服によっては手伝ってあげてください(^^)
以上が1歳3ヶ月〜2歳までの排泄についてでした。
この時期は「イヤイヤ期」に入るので、何にでも「いや!」と言ってしまうことが多くなります。上にも書きましたが、この時期はこういうものだと、一種の諦めも肝心です。
お子さんが無理なく進めることができるように、大変だとは思いますが暖かく見守りながら援助していきましょう♪
ご覧いただきありがとうございました。少しでも皆さんの子育てや保育のお役に立てればと思います。
【基本】子どもの排泄について 6ヶ月未満〜1歳3ヶ月未満編
こんにちは、タイヨウ先生です。
今回は子どもの排泄について書いていきたいと思います。
保育士として働き始めて初めて1歳児クラスを担当した時に、私が困ったことの一つがオムツを交換するタイミングでした。
「これぐらいでもうオムツを交換してもいいのかな?」、「あ、もうオムツがおしっこでパンパンだった」など、排泄に関しては悩んだり、反省を繰り返すこともありました。
この記事を見ている皆さんもきっと、「オムツの交換っていつ頃かな?」、「オムツを卒業するのはいつ頃からかな?」など疑問に思うことがあって見ていると思います。
今回も年齢に合わせた、排泄の基本やポイントなどを書いていきたいと思います。
6ヶ月未満
基本
この時期は少量のおしっこを頻繁に排尿しています。皮膚も弱く、濡れたオムツをそのまま履いていたりすると、太ももや陰部の周りがかぶれてしまったりすることもあるので、清潔に保つことが大切です。
オムツが濡れているかはこまめに確認をしてあげながら、交換をする時は貴重なスキンシップの機会にもなりますので暖かな声をかけて接してあげましょう。
おっしこの量は子ども一人一人の膀胱の大きさが関係しています。この時期は膀胱も小さいのでおしっこが反射的に出てしまいます。
成長と共に膀胱も大きくなっていくので、少しずつ一回のおしっこの量が増えたり、間隔があいてくるようになります。
タイヨウ先生のキラキラポイント!
☀オムツが濡れた時の不快感と、交換してもらった時の心地よさを感じとることができるように、言葉で「おしっこでぬれたね」、「きれいになってさっぱりしたね」など、状態にあった言葉をかけてあげましょう。
☀おしっこが少量しか出ていない時に毎回変えていると、オムツのコストもかかるので、適度な間隔でオムツを変えるようにしていきましょう。
☀不快な時は泣いて知らせると、保育者が心地よい状態にするという行為の繰り返しが排泄の自立への第一歩となります。
☀オムツ交換は手際の良く行うことが肝心です。必要な物は個別にひとまとめにしておき、取り出しやすいように工夫しておきましょう。
☀感染症の予防対策も必要ですので、オムツを交換する時にオムツシートを敷き、交換が終わった後はしっかりと手を洗い、できれば手をアルコール消毒するといいでしょう。
☀歌に合わせて手足を揉んであげたり、足を軽く持って上下に上げ下げしたりなど、軽いスキンシップを2〜3分とることで信頼感も増していくことができます。
6ヶ月〜1歳3ヶ月未満
基本
この時期になると、子どもの成長も大きく、お座りから歩行まで今までできなかったことができるようになります。
排泄面の方も、感覚を感じとることができるようになり、排泄の前に自分からサインを送ってくれるようになったり、排泄の後に知らせてくれることもでてきます。
おしっこの感覚があいてきたなと感じるようになったら、子どもの反応を見てトイレに誘ってみたりしましょう。無理にトイレに誘う必要はありません。
さらに細かく分けると、
6ヶ月〜11ヶ月頃は、おむつ替えに協力する姿が少しずつ見られるようになります。
そのためには、毎日同じ言葉をかけてオムツを交換していた経験が必要になってきます。
例えば、オムツを替えている時に「おしりをあげて〜」など声をかけていた場合、毎回同じ言葉で声をかけられていたので、子どもも動作を覚え自分から上げてくれるようになったりします。
協力をしてくれた時は、しっかりと「よくできたね」と褒めてあげましょう(^^)
1歳頃になり歩くことができるようになってくると、膀胱の感覚もわかりやすくなってきます。
トイレの練習を続けていると、「出すとスッキリとする」、「なにか出てる」という体の感覚と「おしっこ」という言葉が子どもの中で結びついてきます。
そのためには、しっかりと言葉で感覚を伝えてあげることが重要になります。オムツを外した時には、「気持ちがいいね」など声をかけて、オムツをはずした時の快適さを伝えてあげましょう。
タイヨウ先生のキラキラポイント!
☀トイレに誘う場合は子どものヒントを見逃さずに、ヒントが出た時に誘ってみましょう。
例)もじもじしている。お腹の辺りを押さえている時など
☀トイレに無理に誘うとトイレに行くこと自体が嫌になります。トイレでおしっこが出た時に「上手にできたね」、「おしっこ出たね」と明るく伝えてあげることが大切です。
☀6〜11ヶ月頃のオムツ替えの時に、オススメのアドバイスがあります。オムツを替え体を起こす際に。親指を出して、「起きようね」と声をかけて、親指に子どもが捕まって上体起こすようにしましょう。この経験は、「自分で起きる」という経験ができることと、体力向上に繋がります。
以上が6ヶ月未満〜1歳3ヶ月未満の子どもについての排泄についてでした。
この時期は子どもの成長を大きく感じやすく、できることも増えていきます。発達を少しでも理解することで、どのように接していくことがいいのか。少しでも参考になれば幸いです。
子育てに「こうすれば完璧」という正解はありません。子ども達一人一人に個性があるように、子育てにもその子達に合った方法があります。
急がずゆっくりと丁寧に関わっていくことが一番だと私は思います(^^)
ご覧いただきありがとうございました。
【重要】子どもの睡眠について 1歳3ヶ月編〜5歳頃編
こんにちは、タイヨウ先生です。
今回は前回の続きで、1歳3ヶ月〜5歳の睡眠について書いていきたいと思います。
こちらは前回の記事になります。一緒に読んで見てください。
kosodatelifestyle.hatenablog.com
1歳3ヶ月〜3歳未満
基本
夜中の授乳がなくなってくると、朝までぐっすりと眠れるようになってきます。
それにともない、午後の午睡も一回になってくるようになり、午睡の習慣もできて、時間になると自分から布団に入る子も出てきます。
睡眠の時間や感覚が一定になってきますので、生活のリズムを整えていくためにも、日中の活動は、興味・関心を広げていきながら体を使って十分に遊ばせてあげましょう。
食事の時間も一定にして、心身共に満足して眠ることができるように生活リズムを作っていきましょう。
ただし、睡眠時間や寝付きのよしあしには個人差がありますので、一般的にという意見も参考にしつつ、お子さん自身にあった環境を整えたり、その日の体調などに合わせて午前寝や夕寝をさせてあげましょう。
タイヨウ先生のキラキラポイント!
☀ゆったりとした睡眠環境を整えるために、夏場は薄手のタオルケット、冬場は毛布など室温や湿度に合わせて環境を整えましょう。
☀寝るタイミングがどの時間帯であっても、「おやすみなさい」ということで”寝る時間”という意識をつけていきましょう。
☀この時期の間にパンツに切り替わることも多いので、寝る前にトイレに行くなど習慣化することでおしっこを漏らすことも少なくなります。
☀パンツで寝始めた時には、おねしょシーツなどを用意し、もしお漏らしをした時でもすぐに対応ができるようにしておくといいでしょう。
3〜4歳頃
基本
この頃になると、体力がついてきて午睡の時間が短くてもよくなったり、午睡なしで一日中元気に過ごすことができるようになったりなど、個人差が大きくなってきます。
午睡が長すぎる子には、生活リズムをよく見直して原因を探り、解決策を見つけることも必要になってきます。
今までの生活の流れに午睡が入っていたため、親としては寝かせたい気持ちもあるかもしれませんが、眠りたくない子は、無理に寝かせたりする必要はありません。
もし、まだ眠りたいというお子さんの場合は、ここで生活面もステップアップするために、寝る準備を自分でしてもらうことを始めるといいです。
習慣化することで夜の寝る準備も自分でできるようになると思います。
タイヨウ先生のキラキラポイント!
☀起きる時は、カーテンを開けて日光を浴びて起きるようにしたり、着替えや身支度の音で自然と起きることができるようにするといいでしょう。
☀声をかけて起こす場合は優しく声をかけることを心掛け、気持ちよく起きることができるように配慮しましょう。
☀体力がついてきたことで夜の寝る時間も遅くなるとは思いますが、寝る前のテレビやゲームは脳を覚醒させる効果がありますので、寝る1〜2時間前までにしておきましょう。
☀お風呂に入ってから約1時間〜1時間半頃経ってからが、入眠の最適な時間で眠りやすい時間になるので、その点を考慮した生活リズムがオススメです。
5歳頃
基本
基本的に午睡をしなくても一日元気に過ごすことができるようになってきます。
前日寝不足だったり、午前中に思い切り体を動かして遊んだりした時に眠くなったりすることはあります。
就学に向けて午睡を完全になくした生活に移行することができるようにしていきましょう。
そのためには、休息の必要性を理解してもらうことが必要になってきます。
午前中に思い切り外で遊んだ後の午後は、ゆっくりと室内で過ごすように伝えていきましょう。
冬までには、午睡の必要のない生活ができるように習慣化することで入学に向けた生活面の準備がぐっと楽になると思います。
タイヨウ先生のキラキラポイント!
☀午睡をなくしていく時にはいきなりなくすのではなく、週に一日午睡をしない日を作る、少しだけいつもより早い時間に起こすなど、無理なく進めていきましょう。
☀午睡をなくすことがまた一つお兄ちゃん・お姉ちゃんになれるポイントだということを伝えることで気持ち的にも進んでできるようにしていきましょう。
☀午睡をなくしていくことをきっかけに、それまでに作った生活リズムを見直し、改めて小学校生活を意識した生活リズムを作り上げていきましょう。
以上が子どもの睡眠についてになります。
保育園・幼稚園・子ども園・その他の施設お子さんを預けている方も多くいると思いますので、日中の生活は預け先独自の保育のカリキュラムに沿って作られていると思います。
4〜5歳児になってくると、基本的にはどの園も小学校を意識した生活になっていると思いますので、預け先のやり方に任せていても大丈夫だと思います。
保育士側からすると家庭と一緒に連携をとって進めていきたいと思うのが本音ですので、気になる方はぜひ預け先の担任の先生と一緒に小学校に行く準備を進めたり、それ以外の年齢の方も、日中の過ごし方を先生に聞いて、お子さんに合わせた生活リズムを整えていきましょう。
ご覧いただきありがとうございました。少しでも参考になれば嬉しいです。
【重要】子どもの睡眠について 0歳〜1歳3ヶ月編
こんにちは、タイヨウ先生です。
今回は子どもの睡眠について書いていきたいと思います。
子どもの健康や成長に大切なのが睡眠です。睡眠をしている時にも子ども達は一日の出来事を思い出し、反復し、学習しています。
また生活リズムを一定に整える役割もしているため、できる限り同じ時間に寝て、同じ時間に起きることが望ましくもあります。
では、年齢別の睡眠について解説していこうと思います。
0〜6ヶ月未満頃
基本
3ヶ月頃までは、一日の中で昼夜関係なく小刻みに睡眠をとります。ほとんどが寝ている状態なので置きている時間の方が短い子も少なくありません。
3〜4月頃になるとまとまって寝る時間も増えてきます。今日はいつもより長めに寝ているなと感じ始めたら、ちょっぴり成長した証ですね♫
6ヶ月頃には、睡眠のリズムも少しずつ整ってきます。午睡は午前と午後に1回ずつになる子が増えてきます。この頃くらいから夜泣きが出始める子がいますね♪
また昼夜の違いがわかるようになってくるので昼と夜のメリハリをつけることで生活リズムを整えてあげましょう。
昼は活動的に遊んであげるようにし、夜は寝る時間になったテレビを消す、寝る部屋を暗くするなど、子どもがしっかりと眠ることができる環境を作ってあげましょう。
午睡とは・・・午前・午後にとる睡眠のことの総称です。
多くの方が耳にしたことがあるかと思いますが、レム睡眠とノンレム睡眠という言葉をご存知でしょうか?
乳幼児期はこのレム睡眠とノンレム睡眠が小刻みに繰り返されます。成長と共にその周期が長くなっていきます。
レム睡眠とは・・・深い眠りのことで、体は休んでいても脳は目覚めている状態のことをです。この時に、夢を見たり、子どもの場合は夜泣きをしたりします。
ノンレム睡眠とは・・・脳も休んでぐっすりと眠っている状態のことです。この時間が長いと次の日スッキリとした目覚めができます。
タイヨウ先生のキラキラポイント!
☀午睡の環境を整えよう。
☀物音や光に敏感な子は窓際に寝かせない。
☀午睡の時には、真っ暗にせず、カーテンなどをして薄暗いくらいにする。
☀子どもがしっかりと寝るまではそばで寄り添ってあげましょう。
☀オルゴールなどを小さな音で流すことで、寝るタイミングだということ習慣化して知らせよう。
☀お子さんが一番安心して眠りやすい体勢で寝かせてあげましょう。縦抱きや横抱き、おんぶひもでなどその子にあった寝かせ方をしてあげましょう。
☀できれば遊んでいる場所で寝かせようとせず、寝室やベビーベッドなど環境をはっきりと分けよう。
☀途中で目覚めてもすぐに駆けつけることができる場所で過ごしましょう。起きたらやさしく声をかけてあげましょうね♪
0〜2歳児の睡眠でもっとも大切なことは、寝ている時の様子をこまめにチェックすることです!
なぜなら、乳幼児突然死症候群(SIDS)への注意が必要だからです。
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは・・・健康だった乳児が睡眠中に突然死亡してしまう病気で、原因はまだはっきりとは解明されていません。仰向けで寝ていても、うつ伏せで寝ていてもどのような寝方をしていても関係ありません。
とても悲しい病気ですよね。解明されていないので、これをすれば大丈夫というような解決策はありません。
ですが、予防はできます。次のチェックリストを参考にされてみてください。
✔うつ伏せ寝にならないようにする。
✔布団は顔にかからないようにする。またハンカチやぬいぐるみなど、万が一顔覆ってしまうような物をベッドや寝る場所に置かないようにする。
✔午睡中は5〜10分おきにこまめに寝ている姿をチェックする。この時に目視だけでなく、体に触って呼吸をしているかを確認する。
✔タバコの副流煙を吸わせない!子どものいる部屋では絶対に禁煙しましょう。
6ヶ月〜1歳3ヶ月未満頃
基本
睡眠のリズムが整ってくると共に、午睡の時間もまとまってきます。脳が発達してくることで、生活のリズムが整ってきます。遊び→食事→睡眠といった流れのように生活にメリハリが出てきます。
これまで寝る回数や時間が多かった子も、午睡は午前に1回、午後に1回、1歳を過ぎる頃になると午前中は寝ずに午後に1回だけという子も出てきます。
午睡の時間が決まってきたら、食事や遊びの時間のリズムもお子さんの体力や成長に合わせて一定のリズムを整えていくようにしていきましょう。
一日を充実させていくことで子ども達はすくすくと健康に成長していくことができるでしょう。
タイヨウ先生のキラキラポイント!
☀1歳児頃になると周りの状況がわかるようになるので、不安を感じて寝付けないことがあります。
その時はそっと肩に手を置いてあげたり、添い寝をしてあげたりなど安心して眠る環境を作ってあげましょう。
☀「トントン」はまだまだ効果的です。お子さんの心臓の鼓動に合わせて軽く胸の辺りをトントンしてあげましょう。お母さんの鼓動に合わせてもOK。
☀寝付きにも個人差はあります。それぞれの寝る時のクセを把握して、安心して眠れ環境を作ってあげることが大切です。
以上が0歳〜1歳3ヶ月頃の睡眠についてになります。
ご覧いただきありがとうございました。少しでも皆さんのお役に立てることができたら幸いです。
自然に触れよう!オススメの外での遊び方 1〜2歳児編
こんにちは、タイヨウ先生です。
今回は自然に触れながら子どもと遊ぼう!1〜2歳児編を書いていきたいと思います。
前回の記事はこちらになります。ぜひ合わせて読んで見てください。
kosodatelifestyle.hatenablog.com
1歳児
基本
歩くことができるようになったこの時期は、行動範囲がぐっと広くなります。
そのため、様々なものに興味を持ち、自分から近づいて見てみたり、触ってみたりすることが多くなります。
いろいろなものにアンテナを張り巡らせる子ども達がですが、植物を見せた時に、興味を示す子もいれば示さない子もいます。
私も外につれて行って、「多くの自然に触れさせてあげよう」と思った時に子どもの反応があまりよくなくてがっかりしたこともありました。
ですが、自然を通して学ぶことはまだまだあります。
自然は植物だけではなく、虫や水や空気など、細部まで見ればたくさんの要素が豊富にあります。
子どものアンテナを見逃さずに「すごいの発見したね!」、「いいにおいがするね!」など共感していくうちに、様々なものに興味・関心が広がっていきます。
タイヨウ先生のキラキラポイント
五感を使って楽しむことができるように見た目や匂いなど感じることを言葉に出して、楽しむ魅力を伝えていこう。
興味・関心を広げるには、どれだけ子どもと信頼関係を築けているかが大切です。信頼関係があればあるほど、保育者の関わりで子どもの興味は広がりやすくなります。
見つけたものはバッグや袋に入れて、集める遊びに発展させてみよう。
無理に触らせようとはせず、子どもの発見や反応を見守りましょう。
以上の点を意識することで子どもは自然を思いきり楽しむことができるようになると思います(^^)
タイヨウ先生のそれこうしよ!
この時期は小さな虫を発見してわざと踏み潰したりする子が出てきます。
とっさに「やめなさい」と行ってしまいがちですが、一度落ち着いて子どもを見て、なぜそうしてしまうのかを考えてみましょう。
どのような理由で踏んでしまうのか大きく分けて2つが考えられます。
1つ:自分のイライラした気持ちを発散するため。
2つ:好奇心で、踏んでみるとどうなるのかなと試しているため。
です。どちらの理由にも子どもなりの思いが感じられますね。
では、どう接してあげたらいいのか一つずつ「それこうしよ!」という方法をお伝えしますね。
自分のイライラした気持ちを発散するため。
まずは、「かわいそうだからやめてあげて」と言って行為を止めましょう。
それから「なんだかイライラしちゃったね」と子どもの気持ちに共感してあげてください。
最後に、「向こうで走ったりして遊ぼう!」と、体を思いきり使う遊びに誘い、気持ちを発散できるようにしてあげるとGOOD!
好奇心で、踏んでみるとどうなるのかなと試しているため。
まずは、傍に寄り添い「虫さん動かなくなっちゃったね」、「ママに会えなくなるね」など生き物の気持ちを代弁してあげましょう。
それから、「〜くんもママに会えなくなったら嫌だよね?」と気持ちを共感しやすくしてあげてください。
最後に、「今度見つけたら優しくみてあげようね」と次に見つけた時にどうするのかを伝えるとGOOD!
虫を踏んだことにより、その結果どうなってしまったのかを関連づけて考える機会にしましょう。
2歳児編
基本
2歳頃になると、理解力も1歳の頃よりも伸びてくるので知的な関わりができるようになります。生き物の形の違いや、動きを観察することが楽しくなります。
飼育をしたりすることは難しいのですが、虫や植物などを人間と同じように扱う姿も見られるようになってきます。
例えば、虫を見つけると「パパとママがいるお家に帰っているのかな」と自分の生活と重ね合わせたりもします。
タイヨウ先生のキラキラポイント
自分達の生活に合わせるように、虫の動きなどを伝えることで興味を掻き立てるような関わりをしてあげましょう。
例)「虫さんは葉っぱの下でなにをしているのかな?もしかして寝てたりするのかな?」など、生き物の生態を言葉にして伝えてあげる。
生き物を飼育して観察するいい機会になるのがこの頃です。子ども達が興味をひく虫がいたら目の届く場所で飼育してみましょう。
その時は、生き物の命と子どもの安全に配慮しましょうね。
タイヨウ先生のそれこうしよ!
この時期の子ども達は「どうして?」とどんなことにも疑問を持ち聞いてくることが多くなりますよね。
「どうして」、「なぜ?」と感じるのは心の成長の証でもあります。子どもの好奇心を掻き立てるためにファンタジー的な答えを伝えることもアリですが、事実を伝えることがさらに知的好奇心を育むことにも繋がります。
では、「どうして」、「なぜ」という好奇心で聞かれた時に大切な「それこうしよ!」は、
まずは保育者が身近な出会う植物や、生き物の基礎的な知識をしっかりと勉強してもおきましょう。
質問の答えがわからない時には、はぐらかしたりせずに「私もわからないから、あとで一緒に調べてみようか!」と子どもの好奇心を丁寧に受け止めるようにしましょう。
一人の子が「なぜ」と感じた時に周りの子も巻き込んで、答えを知っている子と繋げるなどして、人間関係の輪も広めていくのもいいかもしれません。
まとめ
自然と触れ合う時には、生き物や植物がただあるだけでは子どもは楽しむことができませんし、興味・関心の輪を広げていくこともできません。
大切なのは、保育者が「どんな特徴があるのか」、「どんな動きをしているのか」など、さり気ない語りかけなどから興味を引き、生き物に関わろうとする意欲を引き出すことです。
子どもに自然の魅力を伝える際には、保育者も生き物や植物についての知識をある程度持つように心掛け、一緒になって発見を楽しみながら、愛着を持って接している姿を子どもに見せていきましょう。
ご覧いただきありがとうございました。少しでも皆さんのお役に立てることができたら幸いです。